戸建ての外壁の掃除方法は?自分でできる簡単なお手入れをご紹介!
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カテゴリー:その他
住宅を購入してからしばらく経つと、外壁の汚れが目立つようになります。自分で外壁の掃除ができればメンテナンスにかかるコストも抑えられて経済的です。しかし、外壁の掃除の仕方が分からなくて悩むこともあるでしょう。
「家の外壁が汚れてきた。自分で掃除する方法はある?」「どの道具を使ってどんなことに注意したらいいの?」といった疑問を持つこともあるかもしれません。
そこで今回の記事では、外壁を掃除する方法と、掃除する際の注意点を詳しく紹介します。
戸建ての外壁の掃除方法
住宅の外壁をきれいにするには、自分で掃除をする方法と、専門業者に依頼する方法があります。ここでは、それぞれの方法を詳しく解説します。
自分で外壁掃除をする
外壁の汚れが一部である場合や、汚れが自分の手で届く範囲であれば、ご自身で外壁を洗浄することも可能です。スポンジ・ブラシ・ホースといった家庭用の道具や、ホームセンターなどで準備できる道具を使って洗います。
スポンジやブラシでは落ちない汚れであれば、高圧洗浄機を使うのも一つの方法です。高圧洗浄機の高い水圧を利用して、外壁の汚れを落としていきます。
洗う範囲が広範囲であれば、高圧洗浄機の使用がおすすめです。しかし、外壁の一部に局所的に高圧の水を当て続けると、外壁塗装の塗膜を傷つけることにもつながります。一度塗膜が傷つくと、汚れがつきやすくなってしまうので、加減をみながら行う必要があるでしょう。
専門業者に依頼する
外壁の洗浄を自分では行えないと思ったときは、専門業者に外壁の掃除を依頼するのも方法の一つです。住宅の2階以上に汚れがついている、汚れが広範囲でできそうにないなど、自分で行うことに不安がある人は無理せず業者に洗浄を依頼しましょう。
外壁の高圧洗浄の費用相場は、200~300円/㎡が目安です。コケがついていてバイオ洗浄が必要な場合は上乗せされることもあるため、あくまでも目安とお考え下さい。
外壁掃除を自分でする方法
外壁の汚れの原因は、ホコリや排ガス、カビやコケ、雨だれなどが考えられます。そのため、汚れ具合によっては外壁用の洗浄剤が必要ですが、軽い場合はご自宅にある中性洗剤などで代用可能です。
ここでは、外壁塗装を自分でする場合に必要な道具や、掃除の手順を詳しく解説していきます。
外壁掃除に必要なもの
外壁の掃除に必要な道具は、ホームセンターやDIYショップなどで購入可能です。必要なものと目安の費用を下表にまとめました。
必要なもの |
金額 |
外壁用洗剤 |
500〜2,000円 |
スポンジ・ブラシ |
100〜500円 |
高所用ブラシ |
3,000〜8,000円 |
ホース |
1,000〜2,000円 |
雑巾 |
100〜200円 |
ゴム手袋 |
100〜200円 |
高圧洗浄機※必要なら |
5,000〜70,000円程度 |
外壁用洗剤
外壁専用の洗剤が、ホームセンターや大手ネットショップなどで購入できます。多くの洗剤は、スプレーのボトルタイプで販売されています。
外壁変容洗剤の多くはアルカリ性の洗剤で、外壁に吹き付けたのちに汚れが浮かび上がってくるタイプです。タイルやサイディングに使用できるものが多くあります。自宅の外壁の種類を調べて、適応する洗剤を購入しましょう。
スポンジ・ブラシ
外壁の掃除に使うスポンジは、台所用のスポンジなどを選ぶ場合は、柔らかいものを使いましょう。裏側の目の粗い面を使うと、外壁に施された塗装の塗膜を傷つけてしまいかねません。
外壁の掃除で脚立やハシゴを使うと、洗剤や水で足をすべらせる恐れがあり危険を伴います。高所の外壁を掃除するには、伸縮棒がついたブラシやモップを準備しましょう。
その他、洗車用のスポンジやモップもおすすめです。
外壁掃除の手順
掃除をする前に、ホース・バケツ・ゴム手袋を準備します。洗剤で肌を痛めてしまうため、必ずゴム手袋をつけましょう。
外壁掃除は、以下の手順で行います。
- 1.ホースの水で軽く汚れを落とす
まずは、掃除する外壁全体にホースで水をかけ、ホコリなどの汚れを洗い流していきます。このとき、窓やドアは閉めておきましょう。汚れは流れ落ちるため、上から下に向かってゆっくりと流していきます。
- 2.ブラシと洗浄剤で洗う
次は、洗浄剤を使いブラシで汚れを落としていきます。洗剤の泡が含まれた水が流れてくるため、足元には十分注意してください。
- 3.ホースの水で流す
最後は、ホースの水でよく洗い流していきましょう。外壁に洗剤が残っていると、塗膜の劣化につながります。
また、換気扇などのフードに下から水をあてると内部に水が入り込んでしまうため、直接あてないように気をつけましょう。
高圧洗浄機を使う場合は、一定の場所に長時間あてすぎないように気をつけましょう。高圧洗浄機は、5,000〜70,000円ほどで購入できます。
外壁掃除の注意点
外壁掃除にはいくつかの注意点があります。以下の点に注意して挑戦してみましょう。
落ちてくる水に気をつける
外壁の高い部分に水をかけると、水や汚れが流れ落ちてきます。塗れる可能性が高いため、汚れてもいい服装で行いましょう。土間コンクリートや玄関タイルの上などは、洗剤を含んだ水が溜まると足元が滑りやすくなります。長靴を履いて掃除するのもおすすめです。
洗剤が目に入るのが心配な方は、ゴーグルなども準備するとよいでしょう。
優しく洗う
外壁は、強くこすると塗装の塗膜や外壁そのものを傷つけてしまいます。また、細かい擦れや傷がついてしまうとホコリや排ガスの汚れがつきやすくなります。
特に、クレンザーは使ってはいけません。使うスポンジは柔らかいものを選び、優しく洗うことを心掛けましょう。サイディングとサイディングの間の目地は、コーキングという弾力のある素材が使われています。目の粗いスポンジなどで、傷つけないように気を付けましょう。
風のない日に行う
外壁の掃除は、風のない日に行いましょう。強い風が吹いている日は、洗ってもすぐに汚れが付着してしまいます。掃除の途中にホコリや砂、飛んできた落ち葉などがついてしまうことも考えられます。
また、洗浄後は、外壁をよく乾かすことも大切です。天気が良く、掃除をしたあとに外壁を乾かしやすい日を選ぶとよいでしょう。
ゴム手袋をする
外壁の洗剤は、直接手で触れると、手が荒れてしまう恐れがあります。ゴム手袋をして肌を保護しましょう。また、外壁に付着したゴミは吸い込むとアレルギー症状を起こすことも考えられます。
屋根掃除は難しいので自分ではやらない
屋根の掃除は、ゴミの撤去と高圧洗浄を行う必要があります。転落のリスクも高いため、自分でやるのは控えましょう。
特に余樋には、砂埃や落ち葉、風によって飛散してきたゴミなどが溜まりやすく、ゴミの撤去も簡単ではありません。高所で行う作業となり危険を伴います。
高圧洗浄機を屋根の上に運んだり、傾斜のある屋根の上で高圧の水をかけたりするため、専門業者に依頼した方が確実かつ安全です。
まとめ
住宅の外壁は、汚れていると塗料本来の効果が発揮できず、住宅の劣化を早めてしまうことがあります。外壁の掃除は、自分で外壁を掃除する方法と専門業者に依頼する方法の2つです。
自分で掃除する場合は、外壁用洗剤を使いスポンジやブラシで洗うか、高圧洗浄機を使用して洗浄しましょう。しかし、高い部分であったり汚れが広範囲に広がっていたりするときは、無理に自分では行わず、専門業者に依頼しましょう。また、屋根の洗浄は危険が伴うため、業者に依頼することをおすすめします。
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