外壁塗装で外壁をグリーン系の色にしたい!外壁塗装でグリーン系の塗料を用いるメリットや色選びのコツ、実際の施工事例も紹介!
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カテゴリー:外壁塗装の基礎知識
ありきたりな色での外壁塗装を避けたいと考えていて、突飛飛すぎる色にも抵抗があるなら、グリーン系の色がおすすめです。
海外で見かける住宅のようなおしゃれな雰囲気に仕上がるほか、町並みとも馴染みやすく悪目立ちすることがありません。
また他の色との相性が良いのもグリーン系の色なので、ツートンでの外壁塗装を検討しているなら、有力な候補になるでしょう。
ここではグリーン系で外壁を塗装するメリットや注意点、おしゃれ感のある施工事例を紹介していきます。
外壁塗装でグリーン系塗料にするメリット
実用性とおしゃれ感の両方を満たした色を探しているなら、おすすめの1つがグリーンです。ここではグリーンに塗装する場合のメリットを解説していきます。
汚れが目立たない
グリーン系の塗料を外壁に用いるメリットは、汚れが目立たないことです。
外壁に付く汚れはブラウンやグレーが主な色で、グリーンと同じ系統です。そのため外壁の色にグリーンを選ぶと、付いた汚れが目立ちにくくなります。
また外壁に生えるカビやコケの色もグリーンと同系統です。モスグリーンやダークグリーンなど、グレー混じりの色を選ぶと、さらに目立たなくなるでしょう。
とはいえ、日本ではグリーンに塗装された家は、それほど多くありません。悪目立ちしないか、ご近所との馴染み具合やバランスを検討してください。
おしゃれな外観
国内ではあまり見かけることがないグリーンの外壁は、欧米の住宅を連想させ、おしゃれな印象を与えます。
自然をイメージさせるグリーンの外壁は、環境意識が高い欧米では定番です。派手過ぎず地味すぎずちょうど良いのも、好まれている理由でしょう。
ありきたりの外観にはしたくないものの、おしゃれで悪目立ちしない色を探しているなら、検討する価値があるのはグリーン系です。豊かなバリエーションの中から、好みの一色が見つかるでしょう。
植物と馴染みやすい
自然界に豊富にあるグリーン系のカラーは、植物とな馴染みやすい特徴があります。庭や生垣などの外構に植物を用いているなら、グリーンの外壁は相性が良いでしょう。
グリーンはそれだけで自然を連想させますが、外構の植物と調和して、見る人にさわやかさやくつろぎの印象を感じさせます。
雨どいやサッシなどの色と調和しやすい
ブラウンやグレー、ホワイトなど、多くの色と相性が良いのがグリーンです。雨どいやサッシ、雨戸などに多く用いられている色とも調和しやすいので、付帯物が浮いてしまうこともないでしょう。
付帯物とあわせて屋根にもよく用いられているのが、ブラウンやグレーです。グリーンの外壁なら、屋根の色との相性も良くなります。
もちろん外壁と屋根を同時に塗装して、よりグリーンと馴染む色に屋根を塗り替えるのもおすすめです。
外壁塗装でグリーン系の塗料を用いる際のコツ
一口にグリーンといってもバリエーションは豊富です。ここからはツートンにする場合や和風・洋風の家に用いる場合、屋根や外塀と外壁をマッチさせるコツを解説していきます。
調和しやすい色を選ぶ
多くの色と好相性のグリーンは、ツートンの外壁に向いています。とはいえ、どんな色でも調和するわけではありません。
グリーンと特に好相性なのは、ブラウンやホワイト系の色味です。ブラウン系ならナチュラルな、ホワイト系ならさわやかな外観に仕上がるでしょう。
また無難にまとめるなら同色系、ライトとダークの組み合わせもおしゃれです。
グリーンに限らず外壁塗装のカラーの選択なら、以下の記事も参考になるでしょう。
和洋それぞれに合う色を選ぶ
和風と洋風どちらの家でも、しっくりくるのがグリーンです。しかし同じグリーンでも、選択にはちょっとしたポイントがあります。
洋風の家なら暗めのグリーンを用いるとクラシカルに、明るいグリーンならポップに仕上がります。
和風なら鮮やかさを落とした、渋いグリーンがおすすめです。明るすぎるグリーンは、和風の家には不似合いでしょう。好みの色で外壁を塗ったけれど、場合によって似合わないケースはあるものです。
屋根の色より外壁の色を薄くする
これはグリーンでの外壁塗装以外のケースにも当てはまりますが、外壁の色は屋根の色より薄い色を選びましょう。
家全体が引き締まって見えるだけでなく、外壁に用いられている色がより印象的になるためです。逆に屋根よりも外壁の色が暗かったり、家全体を同じトーンでまとめたりすると、家全体が重々しくなりすぎてしまうでしょう。
外壁と屋根の塗装は、足場代の節約のためにも同時に行うのがおすすめですが、塗装した外壁をより印象的にするのにも役立ちます。
外壁塗装でグリーン系の塗料を用いる際の注意点
グリーンは外壁に用いやすいとはいえ、注意すべき点がないわけではありません。
希望する色の探し方や指定の仕方、外壁塗装に用いる色数、近隣住宅との調和といった点に注意して、外壁塗装を依頼しましょう。
色はカタログから選ぶ</h3>
グリーンに限ったことではありませんが、色選びは塗料メーカーのカタログや見本帳から行いましょう。微妙な色合いを求めすぎて、調合した塗料で外壁塗装を行うのはおすすめしません。
塗装業者との色の共有が難しくなりますし、塗装箇所を補修するケースでも、同じ色を作るのに苦労するからです。
1つのメーカーのカタログに好みの色がなかったら、別のメーカーのカタログを見せてもらい、イメージ通りのグリーンを見つけましょう。
使用する色は3色まで
他の色との相性が良いグリーンとはいえ、家の外観に使われる色数を増やしすぎるのはおすすめしません。使用するのは3色までに抑えましょう。
この場合の3色とは外壁だけでなく、サッシや玄関ドアなど付帯部分も含めます。
色数を増やしすぎた場合のデメリットは、家の外観に落ち着きや調和がなくなることです。もし外壁を3色で塗り分けるなら、ツートンに加えるのは付帯部分と似た色にして、外観に使われる色数を抑えましょう。
近隣環境を考慮する
グリーンの外壁は海外では人気とはいえ、国内ではそれほどではありません。同じグリーンでも選択を誤ると、周囲の環境から浮いてしまうかもしれません。
注意点は色の明るさに気をつけることです。ミントグリーンなどを選ぶケースでは特に注意してください。
対策は実績の豊富な外壁塗業者に塗装予定の家だけでなく、実際の町並みの写真を用いてのカラーシミュレーションを依頼することです。また第三者に意見を求めることも、近隣環境との調和に有効でしょう。
外壁塗装にグリーン系を用いた住宅の事例
ここからはグリーン系を外壁に用いた施工事例を見ていきましょう。
ワントーンでの使用はもちろん良いのですが、他と馴染みやすいグリーンの特性を生かすならツートン。上下・左右に塗り分けるだけでなく、一部分だけ他の色を塗るツートンもおしゃれです。
ワントーンの住宅
(出典元:https://www.upremake.com/works/detail/incidental-part/works-12488/)
モスグリーンを用いた、ワントーンによる外壁塗装の施工事例です。
モスグリーンの彩度はミントグリーンとオリーブグリーンの中間。明るすぎず暗すぎずの色目で人気です。またグリーン系の色目の中で、ことさら汚れが目立ちにくいのも、モスグリーンならではの特性です。
サッシや玄関ドアなど付帯部分はブラウンやホワイトがマッチしますが、オリーブグリーンなど彩度を落としたグリーンを選んで、同系色で仕上げるのもよいでしょう。
ツートンカラーの住宅
他のカラーと相性が良いというグリーンの特性を活かすならツートン、グリーン使いが印象的な施工事例です。
ことさら相性が良いブラウンやグレー、ホワイトとのツートーンも良いですが、グリーン系でもう一色を選びツートンにするのもおすすめです。
注意点はツートンに用いる2色だけでなく、付帯部分の色との相性も確認すること。外壁塗装とあわせて付帯部分の色の塗り替えや、樋(とい)部のリニューアルも検討すると良いでしょう。
ベランダなどを部分的にツートンカラーにした住宅
ベース部をグリーンで塗り、ベランダや玄関ポーチを別の色で塗ってツートンにするのも良いでしょう。
通常のツートンの塗り分けは縦もしくは横方向に行いますが、出っ張っていて目立つ箇所を別の色で塗ってツートンにすることで、グリーン以外のもう1色をより効果的に使うことができます。
この場合も付帯部分との色のバランスには要注意ですが、屋根の塗装も同時に行うことで、より効果的なイメージチェンジとなるでしょう。
外壁塗装にグリーン系の色を用いておしゃれな家にしよう
グリーン系の外壁は、ありきたりすぎず突飛すぎずの絶妙な色です。海外の町並みに見られるような、おしゃれな外観に仕上げることができます。
またグリーンは実用性も高い色です。汚れやコケ、カビが目立ちにくい特性もあるのです。
そしてグリーンは他と馴染みやすい特色を持っています。外構に使われがちな草木や他の色との相性もバツグン。外壁をツートンで塗り分けたいと思っているなら、グリーン系を用いた塗り分けは有力な候補になるでしょう。
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